まとめ
メモ
実運用して分かったRabbit MQの良いところ・気をつけること
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- ブローカー無しのメッセージングはダメ!メッセージングミドル導入は絶対
- メッセージは標準仕様が使えるよ
- ロードバランサーはいらないよ(というか それが原因でメッセージロストして大変だったよ)
- トラフィック統計と大量処理はトレードオフ
- ディスクIO対策でマスタはHDD、スレーブはメモリ。2年運用しているけど 今のところ大丈夫
40分弱でわかるApache Kafka
CCCでも聞かせていただきましたが、今回は「製品の特長」に特化していた印象です。
- ストリーミング処理に強みがあるよ
- 事例が多いよ
以前、話を聞いたところもあり、メモは薄いですが 発表は相変わらず良かったですし、製品の特長も分かりやすかったです。ストリーミング処理基盤が必要だったら迷わずKafka
を選ぶと良さそうだ、と思います。
メッセージキュー「Pulsar」の紹介
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登壇者はコミッター。
新卒7年目でコミッター。
- 3つの中では一番新しい製品だよ
- Yahooが開発元だよ
- 高いスループットに耐えられるよ
- スケーリングに強いよ
- マルチテナントだよ
- 環境構築については3つの中では、一番手間かもしれないよ
- 設定が階層的に継承できるよ
- Kafkaクライアントラッパーがあるので、Kafkaからの移行も楽だよ*1
感想
ざっくり
- 手始めにメッセージングを試してみたいなら、標準仕様を備えている
Rabbit MQ
- メッセージングによるストリーミング処理を検討しているなら
Kafka
- 高いスループットが想定するなら
Pulsar
- 高いスループットを想定しなくても、メッセージングだったら
Pulsar
- スケーリングが容易なのは
Pulsar
- マルチテナントなら
Pulsar
- 個人的には使い勝手が良さそうな印象なのは
Kafka
Kafka
クライアントで実装しておいて、状況によりバックヤードはPulsar
にするとか、っていうのはアリかも
Yahooという1つの企業で、メッセージングだけでも色々な製品を使っているというのが面白いですね。
なんとなくですがRabbit MQ
はPulsar
のマルチテナントの1つに まとまる方向になる気がしました。Kafka
はストリーミング処理への強み(便利さ)などを考えると 下手にまとめない方が良いという印象を受けました。
というような感じで、一言にメッセージングミドルで片づけてしまうところについて、製品特徴を鑑みて「ここには これを適用してみたら?」と思えるようになったのが最大の収穫だったと思います。
関連
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*1:そこまでは言っていないけど、そう言っているように思えた